【Python】文字列メソッドの使い方
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Python: 3.12
Pythonの文字列メソッド
Pythonを使いこなす上で、文字列処理は避けて通れない。効率的にコードを記述し、開発スピードを上げるためにも、Pythonの文字列メソッドについて深く理解しておく必要がある。
1. 文字列の基本操作: 検索、置換、分割をマスターする
まずは、文字列の基本となる検索、置換、分割のメソッドについて解説する。
find()
: 文字列の中で特定の文字列を検索し、最初に見つかった位置を返す。- 例:
"python".find("t")
は2を返す
- 例:
replace()
: 文字列の一部を別の文字列に置換する。- 例:
"python".replace("python", "java")
は"java"を返す
- 例:
split()
: 特定の区切り文字で文字列を分割し、リストとして返す。- 例:
"python,java,c++".split(",")
は["python", "java", "c++"]
を返す
- 例:
これらのメソッドを使いこなすことで、様々な文字列処理に対応できるようになる。
2. 文字列の整形: 大文字・小文字変換、空白削除を極める
次に、文字列の整形に役立つ大文字・小文字変換、空白削除のメソッドを紹介する。
upper()
: 文字列をすべて大文字に変換する。- 例:
"python".upper()
は"PYTHON"を返す
- 例:
lower()
: 文字列をすべて小文字に変換する。- 例:
"Python".lower()
は"python"を返す
- 例:
strip()
: 文字列の両端にある空白文字を削除する。- 例:
" python ".strip()
は"python"を返す
- 例:
lstrip()
: 文字列の左端にある空白文字を削除する。rstrip()
: 文字列の右端にある空白文字を削除する。
これらのメソッドを活用することで、データの前処理やテキスト処理の効率化が図れる。
3. 文字列の判定: 特定の文字列を含むか、数値かどうかを確認する
文字列が特定の条件を満たすかどうかを判定するメソッドも重要だ。
startswith()
: 文字列が特定の文字列で始まっているかどうかを判定する。- 例:
"python".startswith("py")
はTrueを返す
- 例:
endswith()
: 文字列が特定の文字列で終わっているかどうかを判定する。- 例:
"python".endswith("on")
はTrueを返す
- 例:
isalnum()
: 文字列が英数字のみで構成されているかどうかを判定する。- 例:
"python3".isalnum()
はTrueを返す
- 例:
isalpha()
: 文字列がアルファベットのみで構成されているかどうかを判定する。isdigit()
: 文字列が数字のみで構成されているかどうかを判定する。
これらのメソッドは、入力値のバリデーションやデータのフィルタリングなどに活用できる。
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